1843年にオープンしたコペンハーゲンのチボリ公園。
英語で表記すると「Tivoli Gardens」、「ガーデン・公園」と名前が付いていますが歴史の長い遊園地です。
人魚姫などで有名なアンデルセン童話の作者アンデルセンはこの遊園地を愛し、何度も訪れたと言われています。
また、ウォルトディズニーがディズニーランドを作る時に視察に来て参考にしたことでも有名です。
実際に行ってみるとディズニーランドに通じるようなオリジナルの世界観を感じたような気がします。
敷地面積は広くなく、20分もあれば一周できてしまうほどですがレトロ感や北欧感もあり、アトラクションに乗らずとも園内散歩をしているだけでも楽しめる遊園地です。
コペンハーゲン中央駅のすぐ近くにあり、入園料は、月~金曜日が130DKK(約2,100円)、 土日が140DKK(約2,270円)です。
デンマーク・コペンハーゲンに行くなら立ち寄ってみる価値あり!
Contents
ヨーロッパにある遊園地だからこそのエリアもあり
園内はいくつかのエリアから構成されています。個人的に注目したいのが中国エリアとアラビアンエリア。
私たち日本人から見るとヨーロッパらしさは可愛くて非日常ですが、ヨーロピアンから見ると中華圏もアラビックも憧れや異国情緒を感じるのでしょうね。
もちろんヨーロッパらしいエリアもあって案の定可愛いです。
「ガーデン」という名前が付いているだけあって園内には手入れされた庭や池なども季節の草花と一緒に楽しめます。
放し飼いにされている孔雀にも出会えますよ。
アトラクションは子ども向けのものから絶叫系まで。
1度乗るごとにチケットを買うこともできますし、1日乗り放題パスでも入場できます。
レストランもたくさんあり、カジノやショップもたくさんあります。
園内マップやその日のイベント情報は公式アプリでチェックすることができるのでダウンロードしてみるのもおすすめです。
アトラクションの途中で写真を撮ってくれるものはこのアプリでダウンロードすることもできます。
チボリ公園内の「かわいい」を探そう
広くない遊園地ですが、園内の細かいところにチボリ公園の世界観を構成している可愛さが散りばめらています。
たとえば、階段の手すりは兵隊さんが運んでいるかのよう。
崖に埋まっているメリーゴーランドの馬たち。
様々な看板やアイテムが頭の上に飛び出ている小道はそれぞれ魅力的!
園内の工事エリアを覗く小象。
ほかにも素敵ポイントがたくさん!お気に入りのポイントを探してみてくださいね。
園内にある「リトルチボリ」というショップにはチボリ公園のイラスト、デザインが使われたオリジナルグッズが販売されています。
お土産にもぴったりなものが売っているので是非立ち寄ってみてください。
チボリ公園は季節のデコレーションやイベントも楽しめる
昼間のチボリ公園もキュートですが夜にはイルミネーションが輝き一層魅力的な空間になります。
夏シーズンの週末には花火もあがって盛り上がります。
金・土曜日は24時閉園ということもあり夜遅い時間には子どもがほぼいないので昼間とは違った一面を感じられます。
ハロウィーンとクリスマスには期間限定で園内にデコレーションが施されてチボリ公園らしい可愛さで彩られ通常以上にぐっとくることでしょう!
また、園内にあるステージやシアターでは音楽イベントや演劇が開催されているので、アトラクションに乗るだけではない遊園地も楽しむことが出来ます。
まとめ
正直入園料と滞在できる時間との兼ね合いがあって行くのを悩んでいましたが、日本の遊園地では感じられない楽しさがあって大満足でした!
園内にはデンマークのお土産や北欧雑貨を売っているお店もあり、レストランもあり、カジノもありで丸一日ゆっくり楽しむこともできそうです。
コペンハーゲン中央駅のすぐ近くにあることもあり、観光コースに取り入れやすいので童心に帰って楽しんでください!
施設情報
名称:チボリ公園(Tivoli Gardens)
住所:Vesterbrogade 3, 1630 København V, Denmark
休園日:年によって日にちがずれますので必ずオフィシャルサイトを確認してください。
参考までに2019~2020年の開園日は下記です。
4月1日~9月20日(夏シーズン)
10月11日~11月3日(ハロウィンシーズン)
11月16日~1月5日(クリスマスシーズン)
1月31日~2月23日(冬シーズン)
開園時間:日~木・11~23時 金~土・11~24時
料金:入園のみ 月~金130DKK 土日140DKK
(アトラクション乗り放題、子ども料金、2日パスなど様々な設定あり。オフィシャルサイトでご確認ください)
(※2019年10月現在)