韓国扶余（プヨ）でしか食べられない！「ソルレウム」の蓮の葉韓定食

2019年9月30日 2019年10月8日

日本人にも大人気の韓国料理！
その中でも、韓国ドラマに出てくるような豪華な韓定食は一度食べてみたいですよね。
そこでオススメしたいのが、体に良くてキレイになれる栄養満点の蓮の葉韓定食♡
他の地域ではなかなか見られない蓮の葉包みご飯を食べに、扶余（プヨ）にある「ソルレウム」へ行ってきました♪

Contents

扶余（プヨ）ってどんなところ？

韓国の忠清南道扶余（プヨ）郡は百済時代の最後の都。
百済時代に作られた遺跡が現在でもたくさん残っています。
その1つが「宮南地（クンナムジ）」と呼ばれる美しい庭園！
なんと約10万坪という広大な敷地に、いろいろな種類の蓮が一面に広がっています。
夏になるとピンクや白、黄色のきれいな花が一斉に咲き誇り、毎年7月には蓮の花まつりが開かれます。
そんな蓮にゆかりのある扶余の郷土料理が、この蓮の葉包みご飯なのです♪

ソウルから扶余への行き方

残念ながら扶余は列車が通っていないため、ソウルから高速鉄道とタクシーを乗り継ぐか高速バスで行きます。
ソウル駅から論山（ノンサン）駅まで高速鉄道KTX湖南線に乗って約1時間半。
論山駅から扶余まではタクシーで25分前後かかります。
韓国は交通費が安いため、この移動距離でもタクシー代は30,000ウォン（約2,700円）程度で済みます♪
高速バスの場合は、ソウル南部ターミナルから扶余市外ターミナルまで約2時間。
乗り物酔いの心配がない方は、扶余まで直行できる高速バスが便利です。

蓮の葉包みご飯ってどんな料理？

蓮の葉包みご飯とは、大きな蓮の葉にもち米やナツメ、栗、豆類、松の実などの穀類を入れて蒸したご飯のこと。
蓮の葉には優れた抗菌、防腐作用があり、韓国では古くからお坊さんが修行に持ち歩いたのだとか。
さらに、成人病予防や老化を抑制する効果もあるそう！
これは食べてみる価値がありそうですね！

絶品！ソルレウムの蓮の葉韓定食♡

扶余市内には蓮の葉包みご飯を食べられるレストランがいくつかありますが、韓定食を一緒に食べられるという「ソルレウム」♡
ロッジ風の建物が町全体の自然に溶け込んでいますね。

店内に入ると、天井が高くて開放感あふれています。
テーブルもゆったりと配置されていて、田舎にありながらとてもきれいなレストランです！

この日は平日の正午前に行きましたが、すでに30分待ち！
週末はもっと人が多いことが予想されるので、込み合う時間帯を外して待ち時間を覚悟しておいた方がよさそう。

メニューは蓮の葉包みご飯とトッカルビ（韓国のハンバーグ）がセットになった韓定食！
白蓮定食（豚肉トッカルビ2つ）、蓮定食（豚肉と牛肉のトッカルビ1つずつ）、蓮花定食（牛肉のトッカルビ2つ）から選べます。
値段はそれぞれ1人前16,000ウォン（約1,400円）、19,000ウォン（約1,700円）、22,000ウォン（約1,970円）。
韓定食にしてはとてもリーズナブルですね！

こちらが韓定食の料理。
サラダや和え物、キムチ、チゲなどたくさんのお皿がテーブルいっぱいに並びます。

どれも新鮮な食材が使われていて、体に良さそう！
色も鮮やかで食欲をそそります♡

ハンバーグに似たトッカルビ。
すでに味付けされていて、噛むたびに濃い肉汁がじゅわっと口の中に広がります♡
牛肉トッカルビの方が高いので豚肉よりおいしいのかと思いきや、個人的には豚肉の方がオススメ！
脂身が少なくてちょっとパサつく牛肉よりも、程良く脂ののった豚肉の方がおいしかったです♪

そしてメインの蓮の葉包みご飯！
アツアツに蒸した状態で出てくる蓮の葉をゆっくり開けると、蓮の香りがふわり。
ご飯の上にはカボチャの種や銀杏、アーモンドまで入っていますね！
ご飯が熱いうちに一口。
おいしいー！
もち米のモチモチした食感と蓮の葉のほのかな香りがよく調和しています。
いろいろな種類の穀物を一度に食べることができて、食べ応え満点です♪

心も体もリフレッシュ♡
おいしい蓮の葉包みご飯を食べられるソルレウムは、何と言っても韓定食やトッカルビも一緒に味わえるのが魅力！
目で見て、鼻で香って、口で味わえる、まさに五感を刺激する絶品料理です。
新鮮な野菜や穀物もいっぱい食べて、心も体もすっかりキレイになりました♡