セブンシスターズはロンドンから電車で約2時間!日本では味わえない風景を見に行こう

イギリスの新聞や雑誌での国内人気観光スポットランキングでは毎回上位にランクインする「セブンシスターズ」。
ハリーポッターをはじめ、映画のロケ地に使われることもあるイギリス屈指の景勝地で、ロンドンから南にまっすぐ約100キロ、海に面した白亜の断崖絶壁。
チョークで出来ているので今でも1年に数センチずつ自然に侵食されていて、いつかは見られなくなると言われています。
日本ではまだまだ知名度は高くありませんが、その美しい景色は一見の価値あり!
ロンドンからは電車で片道約2時間と、日帰り旅行にもぴったりの距離です。
ロンドンにちょっぴり飽きた方、都会の喧騒からエスケープしたい方におすすめします。

自分で計画、手配する時間がない方はロンドン発セブンシスターズ+行きたい観光地ツアー(日本語ドライバー)iconがおすすめです。

Contents

セブンシスターズの楽しみ方とアクセス

白い崖が半島のように7つ凸凹としているので、海側から見ると7人の修道女(シスター)のように見えることから「セブンシスターズ」という名前が付いたとも言われているこの崖。
西側から見るか、東側から見るかによって表情が違います。

個人的にはどちらも好きなので両方から見てほしいです…!

西側(ブライトン側)から見るセブンシスターズ

西側(ブライトン側)から見るセブンシスターズ
まずは西側からの景色はこちら。

西側からセブンシスターズを見るには、ブライトン(Brighton)という街からアクセスするのが便利です。

ブライトンへはロンドンから電車で約1時間、安い時期だと£5ほどでチケットを購入できます。(早めの購入や、平日のオフピークだと安いです。高速バスも走っています。)
チケットは、Southern Railwayから購入できます。

ブライトンからはバスに乗って約40分でセブンシスターズ国立公園の入り口に到着します。
目指すバス停は「Seven Sisters Park Centre」です。
車で行く方もここに駐車場があります。

セブンシスターズの入り口からは小さな看板が出ている方向へ歩いて行くと川が見えてきます。
入り口からは小さな看板が出ている方向へ歩いて行くと川が見えてきます。
この川ではカヌーを楽しむこともできます。

セブンシスターズの白い崖を真下で見ることが出来ます。
更に歩いて行くと海辺に着いて(ここは砂浜ではなく砂利浜!)、セブンシスターズの白い崖を真下で見ることが出来ます。

セブンシスターズブライトン側から撮られたもの
ガイドブックでよく見る小屋が一緒に写っているこちらの風景も同じくブライトン側から撮られたもの。

この写真を撮ったポイントに辿り着くには前述の行き方とは少し違う場所がスタートとなります。

ブライトンからバスに乗るのは同じく、降りる場所は1つ手前のバス停「Cuckmere Inn」。(車で行く場合もこのインを目指してください)

Cuckmere Inn の駐車場の奥にある扉をまっすぐ進んで「Coastguard Cottages」を目指すと、この風景に辿り着くことが出来ます。

このコテージとセブンシスターズの崖の麓の間には川と海の境目があって、潮が引いていると歩けるのでどちらも同時に行くことが出来ますが潮が満ちていると渡ることが出来ないのでご注意ください。

東側(イーストボーン側)から見るセブンシスターズ

東側から見るセブンシスターズの風景
続いて東側から見るセブンシスターズの風景はこちら。
西側から見るのと違い崖に沿って平行に見るかたちになります。

東側からセブンシスターズを見るには、イーストボーン(Eastbourne)という街からアクセスします。
イーストボーンへはロンドンから電車で約1時間半、こちらも安い時期だと£7ほどでチケットを購入できます。(だいたいブライトンを経由して到着します)
イーストボーンからは観光バス(Hop on Hop off BUS、4月〜9月は30分に1本、9月〜4月は1時間に1本巡回しているバスで乗り降り自由なバス)に乗るのが1番簡単です。

イーストボーン駅からセブンシスターズまでの観光バスルート

「Birling Gap(バーリングギャップ)」を目指してください。(車で行かれる方も同じく)
上記のバスルートでいうと、9番がBirling Gapです。
(ちなみに日曜日だけ運航しているバスのルートもあります。また、観光バスは高くつくので困るという方は一般バスで「East Dean Garage」まで行ってそこから30分ほど歩くというルートもあります)

バーリングギャップにはナショナルトラストが運営しているビジターセンター
バーリングギャップにはナショナルトラストが運営しているビジターセンターがあります。
小さな資料館、お土産屋、カフェがあるのでゆったり過ごすことが出来るのがブライトン側からセブンシスターズを眺めるのとの大きな違いです。

階段を降りるとセブンシスターズの崖の真下まで近づくことが出来ます
崖の上に建物が作られていて、階段を降りるとセブンシスターズの崖の真下まで近づくことが出来ます。(時々天候によって階段が封鎖されていて降りることができないことがあります)

「Beachy Head(ビーチーヘッド)」という岬
イーストボーンからバーリングギャップまでの間にある「Beachy Head(ビーチーヘッド)」という岬も大自然を感じられるスポット。
白亜の崖の上にあり、見渡す限りの大草原。
散歩するのがとっても気持ちいいですよ!

「Beachy Head(ビーチーヘッド)」という岬
崖の下に灯台があるポイントがフォトスポットです。
潮が引いた時は灯台の麓まで歩いて行くことが出来ます。

以上、西側東側からのセブンシスターズの眺めでした。

駆け足で巡れば1日でどちらも行くことが出来ますが、無理せず周辺のスポットも含めてゆっくり観光するのがおすすめです。

セブンシスターズと併せて楽しんでほしいブライトン・イーストボーン

ピア(桟橋)にレトロな遊園地
前述のブライトンもイーストボーンも海沿いの街で天気のいい日には海岸で日光浴をする人がたくさん!(どちらも砂利浜なので直に寝転ぶのは結構痛い…)

ブライトンにはショッピングモールもあり、クラブもあり
ブライトンの方がロンドンからも行きやすく比較的大きな街です。
ショッピングモールもあり、クラブもあり、ピア(桟橋)にレトロな遊園地があり、可愛い雑貨屋やカフェが多くて街歩きが楽しいです。

イーストボーンはイギリス内で老後に住みたい街ナンバー1

イーストボーンはイギリス内で老後に住みたい街ナンバー1ということもあっておじいちゃんおばあちゃんばかりのゆったりとした時間が流れる街。
静かに海を楽しみたい方におすすめです。

イーストボーンはイギリス内で老後に住みたい街ナンバー1

まとめ

ロンドンから約2時間でたどり着ける断崖絶壁の景勝地セブンシスターズ。
火曜サスペンス劇場で出てくる崖とは違った趣のある場所で日本では味わえない風景だと思います。
セブンシスターズに向かっている途中ではイギリスの田舎を感じられる景色にも出会えるのも楽しいですよ。
普段から自然が好きな人にも、なかなか自然に触れ合わない人にもおすすめの場所です。

気軽に楽しめるロンドン発セブンシスターズ+行きたい観光地ツアー(日本語ドライバー)iconもおすすめです。

施設情報

National Trust Birling Gap and the Seven Sisters
住所:Beachy Head Rd, Eastbourne BN20 0AB
営業時間:10~17時
定休日:12月24、25日

※セブンシスターズ自体は1年中24時間訪れることができますが周辺に電灯などはないので暗くなる前に帰る計画を立てることをおすすめします。また、車で行かれる際も日本に比べて夜の道が暗いのでご注意ください。

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