シンガポールの地下鉄はMRTと呼ばれ、駅の多さと本数の多さに驚きました。
シンガポールは高い税金のため、車を買うと1千万は下らないと聞きました。
そのため、公共交通機関がとても重要で市民の生活を支えているそうです。
旅行者にとっても大変分かりやすく便利だったので、今回はMRTの乗り方をご説明します。
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シンガポールの地下鉄MRTのチケットの種類
まず、MRTのチケットの種類は3種類あります。
- スタンダード・チケット
- イージーリンク・カード(EZ-Link Card)
- シンガポール・ツーリスト・パス
乗車のたびにお金を払うシステムは切符を買うのと同じですが、使い切りの紙チケットではなく、Suicaのようなカードで6回まで使用できます。
デポジットがとられますが、3回目の乗車で返金されます。
カードは30日間有効です。
プリペイド式カードで、MRT、路線バスでも使用できます。
残金が少なくなったら、駅の券売機でチャージします。駅の窓口やコンビニなどで購入できます。
シンガポールの現地の人たちが使うのはこれです。
MRTと路線バスが乗り放題になるパスです。
1日券S$20、2日券S$26、3日券S$30となっていますが、これはカードレンタル代のS$10が含まれた金額で、5日以内に返却すれば返金されます。
駅の窓口で購入できます。
どれを買えばいいか迷ってしまいますが、参考までにシンガポールの友だちに聞いたところ、5日以内の旅行で、1日7回以上MRT、バスを乗るなら、ツーリスト・パスでも元はとれるけど、そこまで乗らないなら、スタンダードチケットで十分とのことでした。
シンガポールのMRTの路線は、ダウンタウン線、サークル線、北東線、南北線、東西線の5つです。
色分けされているので、とても分かりやすいです。
初乗りS$1.4(約115円)からです。
シンガポールの地下鉄MRTのスタンダード・チケットの買い方
次に、スタンダード・チケットを使う方のために、チケットの買いかたをご説明します。
駅の自動券売機に行きます。
画面左「Buy Standard Ticket」とタッチしますると、駅名一覧が出ます。
目的の駅をタッチするか、路線図を確認したければ、画面左下の「List All MRT」をタッチし、目的の駅を選択します。
路線図はこんな風に表示されます。
駅名が確定すると、料金が表示されるので、お金を入れます。
チャージされたカードが出てきますので、改札でカードをタップして中に入ります。
イージーリンク・カードのチャージ方法
イージーリンク・カードのチャージもこの自動券売機でします。
画面右の「Place Card or Standard Ticket on Reader」「カードをリーダーに置いてください」の表示通り、画面上にあるリーダーにカードを置きます。
すると残っている金額が表示されます。
私のカードは $2.15しか残っておらず残高不足だったのでチャージしないと電車に乗れない状態でした。
ちなみに、シンガポールではチャージのことをトップアップ「Top Up」と言います。
私はクレジット支払いでトップアップしたかったので、「Add Value(All Options)」を選択しました。
次に金額の選択画面が出ます。
金額を選択すると支払い方法の選択画面がでるのでCredit(Cashを選択すれば現金支払いができます)をタッチし、支払いを済ませればトップアップ完了です。
シンガポールの地下鉄MRTに乗車
さて、いよいよ乗車です。
数分おきにどんどん電車がきます。
路線は色分けされているので乗り換えもとても分かりやすかったです。
みなさんご存じのことだと思いますが、電車の中は飲み食い一切禁止です。
電車内に禁止事項、違反した場合の罰金の張り紙があり、シンガポールらしいなと思いました。
ドリアンの持ち込みには罰金が科されないのがなんだか面白かったです。
これが一番迷惑そうなのに。
目的の駅についたら、「Way Out」を目指せば改札があるので、カードをタップして外に出ます。
駅によって、いくつも出口があるので、あらかじめどちらの出口に行くか計画しておくとスムーズです。
まとめ
電車の乗り方のご説明は以上です。
MRTとバスで主要エリアは網羅されているので、どこへでも自由に行けてストレスフリーでした。
町がきれいで整然としていて、歩道もよく整備され歩きで移動する人がとても多かったのが、マレーシアに住む私には新鮮で嬉しかったです。