マレーシア都心部は比較的交通網が発達していて、電車、モノレール、バスを乗りこなせば、安く簡単にいろいろなところへ行けます。
個人的には、観光客の方にバスはあまりオススメしません。
KLのひどい交通渋滞の影響を受けて時間どおりに来なかったり、やっと来たバスが満員で素通りして行ったり、またマレーシアあるあるできちんとバス停で止まらない(信号待ちで降ろされることがよくある)ので観光客にはどこで降りたらいいのか見分けにくかったりするからです。
難易度が高いです。
その点、電車は安心です。
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マレーシア都心部移動で欠かせない電車
マレーシア都心部を走る電車は、MRT、LRT、KTMなどがあります。
アルファベットで覚えにくいですが、日本で言う、丸の内線、山手線みたいな感じだと思ってください。
時刻表はなく、5〜10分間隔で運行されています。
路線図はこちら。
KLセントラル駅が中心となる大きな駅で、ここから長距離鉄道、長距離バス、空港行きバスがなど出ています。
電車を上手に乗り継げば、セントラルマーケット(Pasar Seni station)、ブキッビンタン(Bukit Bintang station)、ペトロナスツインタワー(KLCC station)などの有名観光地にも行けます。
運行会社の公式サイトでは、出発地と目的地を入力すると、電車とバスの乗り継ぎ案内を検索してくれます。
こんなアプリもオススメです。
近くの駅や目的地までの乗り換えをすべてナビゲートしてくれます。
マレーシアの電車の乗り方
駅の券売機はこんな感じです。
券売機のすぐ上に路線図があるのでそれを参照でき、便利です。
まず、言語を英語、中国語、マレー語から選択し、右上に表示される「token」をタッチします。
トークン(token)とは、コイン型のチケットのようなものです。
行き先を入力する画面になります。
画面右に乗り換えも含めた市内の路線図があるので、それを見つつ、行き先の駅名をアルファベットで入力します。
すると、駅名、値段が表示されるのでそれをタッチし、お金を投入すると、下からトークンがでてきます。
これがトークンです。
使い回せるので、紙のチケットみたいに無駄がなくていいなぁと思います。
改札に向かいます。
トークンを黒い絵のところにかざすと、ピッという音と共に改札が開きます。
プラットホームが1.2とあるので、自分の乗る電車はどっち方面行きかを確認して、そのプラットホームに向かいます。
電光掲示板に、あと何分で電車が来るか表示されます。
目的の駅についたら、改札に向かいます。
マレーシアの電車で改札を出る方法
改札にはトークン投入口があります。
トークンを入れると改札が開きます。
マレーシアの電車で使えるTouch’n Go(タッチアンドゴー)
ちなみに、Touch’n Go(タッチアンドゴー)というカードを持っている人は、それをタップすれば改札を通れます。
日本でいうSuicaみたいなものですが、マレーシアでは、電車、バス、高速料金の支払い、ショッピングモールの駐車場の支払いにも使えます。
レンタカーをする方は絶対にTouch’n Go(タッチアンドゴー)を持っておきましょう。
高速料金は現金の支払い不可のところが増えているからです。
カードは駅、コンビニ、ガソリンスタンドなど町のいろんな所で購入できます。
長期滞在者の場合、一枚持っていると便利です。
電車代がほんの少しだけ安くなります。
チャージは、駅、ショッピングモール、ガソリンスタンドなどでできます。
路線図の見方に慣れてしまえば、自力でいろいろなところに行けるのでとても便利です。
ぜひ地図を片手にチャレンジしてみてくださいね。