グアム 古代チャモロ文化の遺跡や太平洋戦争の片鱗を「ラッテストーン公園」で知る

グアムを観光していると、こけしのような形をした建物や看板を目にします。

このこけし型の建造物はラッテストーンというらしい。
ラッテストーンって何だろう?
パワーストーンの一種?

ラッテストーンの実物が見られる「ラッテストーン公園」に行ってきました。

Contents

チャモロ文化遺跡のラッテストーンとは?

グアム ラッテストーン公園
ラッテストーン公園は、グアムの歴史を感じられるハガニアにあります。
スペイン広場やハガニア大聖堂も徒歩5分圏内にあり、チャモロビレッジやパセオ・デ・スサナ公園、ハガニアショッピングセンターも徒歩15分ぐらいの距離にあります。

ラッテストーンとはサンゴでできた石柱群で、高さは2mぐらいありました。
チャモロ人によって、800年~1600年頃に作られた遺跡です。
墓石説や宗教施設説など諸説ありますが、家屋等の土台説が有力だそうですよ。
チャモロの人々は、高床式住居だったのでしょう。

ラッテストーン公園に展示されているものは、グアム南部のメプ(Me'pu)地方にあったものを移設したものだそうです。
ホテルニッコーグアムの入り口あたりに、発掘されたラッテストーンが並んでいるそうなので、ニッコーグアムに宿泊予定の方は、注意して見てみてください。

ラッテストーンには、先祖の霊「タオタオモナ(TAOTAOMO' NA)」が宿っているとして、グアムの人々から崇められ、恐れて近づかない方もいるそうです。
やっぱりラッテストーンは、パワーストーンだった!
敬意を持って、見学しましょう。

タオタオモナは、ハマモトガーデンズの森にある大きな木にも宿っていると言われています。

旧日本軍の防空壕跡

グアム ラッテストーン公園で太平洋戦争の片鱗を知る
ラッテストーン公園には、太平洋戦争時代の旧日本軍の防空壕跡があります。
チャモロ人が強制労働させられて、この防空壕を作ったんだとか。
なんとも申し訳ない気持ちになってしまいます…。

防空壕跡は見ていて楽しい気持ちにはなりませんが、行ってよかったなと思える場所です。

行き方

■バスの場合
レアレアトロリー「33 アガニア大聖堂」下車、徒歩5分。
赤いシャトルバス「26 アガニアショッピングセンター」下車、徒歩5分。

■レンタカーの場合
スペイン公園に広い駐車場があります。

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